須崎うつぼ学会

事業計画

1.背景
人口減少がもたらす地域経済への打撃が、ここ須崎でも顕著に表れています。また購買動向の変化により既存市場の将来展望が不透明になり、我々は市場の育成と合わせて新たな市場創造が急務な課題となっています。そこで地域内に埋没している魅力ある素材を活用した新商品・新サービスを世に出していくことで、地域経済の一端を支える新市場の確立を目指して活動していかなければなりません。
2.事業目的
須崎を「美味しいうつぼ料理の町」としてブランド化を図ることで、交流人口の増加と既存事業所の新たなチャンス創出を目的とします。
※うつぼに関しては後述
3.事業概要
須崎で古くから食されてきた、ある意味で鰹と並んで須崎人の命を繋いできたうつぼを使用し、市内飲食店及び菓子店毎による独自のメニュー開発を進めると同時に、うつぼ祭りを開催してうつぼの食文化を内外に発信していきます。
4.事業内容・スケジュール
  1. うつぼのかば焼き販売  ※平成27年7月24日(金)
  2. 「新子まつり」への出展  ※平成27年9月5日(土)6日(日)
  3. 「第3回 須崎うつぼ祭り」の開催  ※平成28年初春開催予定
  4. 新商品の試作ならびに開発
  5. HP開設、ブログやFB、各種ツールでの発信
  6. うつぼの成分分析
  7. 先進地視察ならびに生態調査
  8. 市場調査
  9. コーディネーターによる事業計画策定ならびに先駆者による勉強会
  10. 諸会議・委員会の開催
  11. 会員増強活動
  12. その他、須崎うつぼ学会として必要な活動

補足 ウツボについて

ウツボ科ウツボ
コラーゲンやカルシウム、たんぱく質が多く昔から目や産後に良い等、栄養価の高い食材として食されてきた。主に延縄漁で捕獲する。
習性
関東以南の日本近海から、ハワイ、フィリピン、東インド諸島に分布し、沿岸の岩礁地帯に多くみられる。夜行性で昼間は穴に潜み、夜にタコや小魚を捕食する。また春に太平洋やインド洋の熱帯海域で産卵を行う。
食する地域
長崎県一部(五島列島)、宮崎県、和歌山県、千葉県南部、三重県一部、鹿児島県、高知県が主に食する地域である。高知県内においても山間地ではメジャーな食材ではなく、高知市内でも食されるようになったのは昭和30年代からである。
調理方法
歯ごたえがよく、生臭さも少ないことからタタキ・煮つけ・佃煮・すき焼き・かば焼き・煮こごり・刺身・干物など和の調理以外にも、パスタ等洋風料理にも使用される(南仏では高級食材として)。しかし捌くことが大変な為広くまた大量には流通してこなかった食材である。
ウツボを取り上げる優位性
  • 見た目のインパクトから興味を引きやすい食材である
  • 産後の体力回復や視力改善へ有効であると言われてきたように、タンパク質・鉄分・コラーゲン等を豊富に含む栄養価の高いことから、食材自体の魅力を訴求しやすい
  • 食する地域が全国的に限定的であることから、ウツボの食文化はまだまだ認知度が低く伸びしろがある
  • 積極的に提供する地域が全国的に限定的であることから、無競争に近い分野である
  • 須崎で古くから愛されてきた食文化である
  • 須崎においてウツボに関連する歴史的小話を探しやすい